株式会社KiZUKAI

株式会社イズミ

中国・四国・九州地方を中心に大型商業施設「ゆめタウン」をはじめ複数業態の総合スーパーストアを265店舗(2024年8月末時点)展開する東証プライム上場企業。会員数210万人を超す「ゆめアプリ」や店舗出荷型のネットスーパー「ゆめデリバリー」の運営等、リアル店舗起点のCX向上に向け大規模なDX戦略を推進。

事業内容
総合スーパーストアの運営
マネタイズ
リアル店舗・EC販売
課題
POSとIDが連動した顧客会員データのマーケティング活用

課題

・発行枚数1,000万枚を超す顧客会員基盤「ゆめカード会員」のデータを活用しきれていない ・店舗主導型経営を進める上で売上高・客数・客単価等の基本的な数値情報を店舗に展開しているが、課題を読み取り施策に移すのは店舗責任者ごとの感覚ベースとなり、精度にバラつきがある

成果

・データ分析からリアル店舗の施策実施に至るまで一連のデータ活用ロードマップが策定できた ・経営課題に紐づく新たな分析軸を取り入れることができ、分析精度が向上した

インタビューイーについて

小林 篤志 様

株式会社イズミ

執行役員 GMS本部 本部長

小林 篤志 様

大学卒業後、株式会社イズミに入社。店舗責任者を経験した後、小型店舗「ゆめマート」・大型商業施設「ゆめタウン」の販売部長を経て、マーケティング本部長として同社初のマーケティング部門を立ち上げ。2024年7月よりゆめタウン全店の統括責任を担うGMS本部長に就任。

KiZUKAIの支援により、漠然としたデータ活用構想が具体化

CDPに蓄積した顧客データの活用に向け、何から始めたらいいのか手探りの状態

KiZUKAI活用前の課題についてお聞かせください

マーケティング部門立ち上げに伴い、店舗利用者の8割が加入する顧客会員基盤「ゆめカード会員」のデータ活用が必須であると考えていました。CDP(カスタマーデータプラットフォーム)の基盤構築は完了し、POSと個人IDが紐づいた1st Party Dataの蓄積はできているものの、マーケティングのノウハウがない中で、何から始めたらいいのか手探りの状態でした。

データ活用構想に対する考えや想いをKiZUKAIが汲み取り、形にしてくれた

KiZUKAIの導入背景についてお聞かせください。

データ活用の構想について漠然としたイメージはあるものの、それをうまく言葉にしたり表現することができずに悶々としていました。当初マーケティング部門は自分1人での立ち上げということもあり、社内に壁打ちするメンバーもいなかった為、自社の課題感に対してどんなことが実現できるのか様々な企業とディスカッションをしてきました。その中でKiZUKAIからは具体的なロードマップの提示があり、そのまとめ方、考え方、進め方に対してとても納得感がありました。 またKiZUKAIとのディスカッションは、漠然とした考えや想いを拙いながらも断片的に伝えていく中で、どんどん思考が整理されていく感覚がありました。ディスカッションしていると想像力が高まるような感覚を得ることも多く、インスピレーションを受けて閃いた案をKiZUKAIが汲み取り、理路整然とロードマップに落とし込むことで綺麗な絵ができていく、その過程が純粋に楽しかったですね。

データ活用ロードマップの策定から、全社のマーケティング方針立案へ

KiZUKAI活用後の感想・成果をお聞かせください

フェーズ1として、蓄積したID/POSデータを活用した全体分析とデータ活用に向けたロードマップの策定が完了しました。その結果、今後データをどういった軸で分析して進めていくべきかが明確になりました。その軸というのがまさに自分の中でもモヤっとしていた部分でしたが、商品軸・店舗軸・販促軸にそれぞれ落とし込むことで、マーケティング部門の方針にも繋げることができ、無事に目的を達成しました。

KiZUKAI活用後の感想・成果をお聞かせください

引き続き、フェーズ2にて現場で活用する為の個店別分析レポートの型化と施策運用のプロジェクトを1年に渡ってご支援させていただくことになりましたが、継続の決め手をお聞かせください

大きく2つありまして、1つは率直にKiZUKAIとの縁が切れるのが勿体無いと思いました。まだまだやりたいこと、やるべきことがある中で、その実現に向けた協業のパートナーとしてKiZUKAIと繋がっていたいというある種ワガママな想いもありました。KiZUKAI側からも複数のメンバーにプロジェクト参画いただいてますが、個々の能力も非常に高く、スピード感を持って対応いただいています。知の波長が合うと言いますか、感覚的に相性がいいなと感じています。 もう一つは、KiZUKAIのノウハウを得て当社のチーム育成に生かしたいという思いからです。現在マーケティング部門はデータアナリスト含め複数名のチーム体制となりました。今回のプロジェクトで取り組んでいるID/POSの分析というのは弊社にとっても今後重要な分野となりますので、KiZUKAIの伴走支援を受けることでチームメンバーも新たな気づきや知見が増えることを期待してます。

豊富な顧客データという武器を、現場が使える形で届けていく

今後のお取り組みやKiZUKAIに期待することがあればお聞かせください。

当社が掲げる「店舗主導型経営」の実現の為には、個店別の分析レポートの型化とレポートを活用した店舗主体の施策運用が重要となります。今までの分析内容は、主に前年の数字との比較しかなく、そこから何を課題と捉えて、具体的に現場でどんな施策をしていくかは店舗責任者の感覚に依るところが大きく、根拠と言えるものがほとんどありませんでした。 しかし、現代のような変化が激しい時代にそれでは全く通用しなくなります。豊富なデータという武器を、しっかり現場が使える形で届けていくことは急務だと感じています。 現状、現場の店長も支配人も分析については全く未知の領域です。まずはレポートで店舗状況を数字で示し、そのデータを月次や週次の時系列で追いかけていくことで、徐々に理解も広まると考えます。そして、現場責任者がデータドリブンな根拠を持つことで、納得感を持った上で課題の芯を捉えた具体策に繋がります。 これからの取り組みを通して個店個店が売上状況や地域特性、お客様特性を理解し、最速で店舗改善や商品改善に繋げる実行力のあるレポート運用を実現したいです。

本日は貴重なお話をいただきありがとうございました。

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