幼児用知育玩具のサブスク。キッズ・ラボラトリーが広げる子どもの可能性と新しい体験

幼児用知育玩具のサブスク。キッズ・ラボラトリーが広げる子どもの可能性と新しい体験

キッズ・ラボラトリー株式会社。2019年5月、青柳陽介氏によって創業。

国内外の高価な知育玩具を返却期限なしでレンタル提供する使い放題サブスクリプションサービスを展開。

インタビューイーについて

キッズ・ラボラトリー株式会社 代表取締役社長 青柳陽介氏。

松下電器産業のグループ傘下の企業で、コールセンターシステムや通信販売管理の業務システムをセールス。38歳でベンチャー企業に執行役員としてジョイン。マザーズ、東証1部と経験。CMO、社団法人の立ち上げを経験後、42歳で独立起業。通販関係の講演における参加者は延べ4,000人以上。

専属のおもちゃコンシェルジュが、一人一人に最適な知育玩具を厳選。

まず、貴社のサービスの概要を教えてください。

幼児用知育玩具のサブスク。キッズ・ラボラトリーが広げる子どもの可能性と新しい体験_サービス

キッズ・ラボラトリーは、国内外の高価な知育玩具を返却期限なし・使い放題でレンタル提供するサブスクリプションサービスです。専属のおもちゃコンシェルジュが子どもの性別、年齢、月齢、季節、家庭環境などにあわせて厳選したおもちゃを一つ一つプランニングします。単なる購入やレンタルでは味わえない顧客体験を届けるべく、遊び方も提案しています。気に入ったおもちゃは買い取ることも可能です。

おもちゃの選定は、まず会員登録後に契約者のLINEやメールに届くアンケートフォームへご記入いただくところからはじまります。アンケートでは「持っているもの、届くと困るもの、欲しいもの」などをご記入いただきます。その結果をベースに14名のおもちゃコンシェルジュが個別にお届けする内容をヒアリング。保護者と一緒に遊ぶおもちゃなのか、子どもが一人で遊べるものを探しているのかなども含め、一人一人にあわせたプランニングを進めます。

このように初回お届け前に契約者とコミュニケーションを取ることによって、ご自宅のおもちゃと重複させないのはもちろん、細かなご要望にもお応えできるように努めています。お届けするおもちゃ点数も個別調整ができ、交換のタイミングでは「全部交換、一部交換、交換なし」の中から選べるようになっています。

子どもの成長過程を見ながら次に提案するものを決めていく「一人一人に寄り添ったキュレーションサービス」として、現在は2,000名以上のお客様にご利用いただいております。

子どもと接する時間が限られたご家庭でも、子どもの成長を応援・見守ることができるように

なぜ現在の取り組みを始められましたか?

幼児用知育玩具のサブスク。キッズ・ラボラトリーが広げる子どもの可能性と新しい体験_メッセージ

キッズ・ラボラトリーは、創業者である私の家族の入院経験から生まれたサービスです。普段よりも辛い生活を送る子どもたちに、少しでも楽しく過ごして欲しいという想いがベースになっています。

私の長男は難治性のネフローゼという病気を患っています。普段の生活には何の問題もありませんが、この病気は長期入院が必要で学校に通えない日々が続き、幼児教育の大切さを考えるきっかけとなりました。知育玩具は「考えることや表現することで知能全般の発達を促す」と言われています。子どもの成長はあっという間。だからこそ、思いっきり遊び、学び、元気に育って欲しい。そんな思いでこのサービスを始めました。

現在、新型コロナウイルスの影響で外出機会が減り、子どもたちは寂しい日々を過ごしているのではないでしょうか。病気やケガで長い入院生活を送る子どもも大勢います。ウィズコロナの暮らしによって、家族との面会が制限されている子どもはもちろん、すべての子どもの「楽しむ・学ぶ・喜ぶ」をみなさまと共有できればという想いは、創業時から変わりません。

【使い放題×キュレーション】契約中は月内に何回でも交換OK

それでは当メディアの特徴であるCXに関してお伺いします。現在どのようなCXを上げる取り組みをされていますか?

幼児用知育玩具のサブスク。キッズ・ラボラトリーが広げる子どもの可能性と新しい体験_玩具

子どもの教育のために「成長にあわせて最適な知育玩具を選びたい」と考える保護者は多いものの、実際に何を選べばいいのか迷うものです。子どもは新しいおもちゃに惹かれ夢中になっても、あっという間に飽きてしまうことは珍しくありません。せっかく選んで購入した知育玩具も、おもちゃ箱で眠ったままという状態はよくあるケースです。しかし選び方次第で子どもが気に入り、長く熱中して遊び続けるおもちゃと出会うこともできるのです。

このような子どもとおもちゃの特性から、キッズ・ラボラトリーでは【使い放題×キュレーション】を顧客体験として届けています。知育玩具は一般的に1点3,000円ほどで、新しいものが次々に出る業界ではありません。そんな中でも「使い放題」がポイントになってきます。なぜなら、様々な知育玩具を知るプロが、幅広い選択肢の中から提案することで、親が買わないようなおもちゃをセレクトし、子どもの可能性を広げます。つまり「子どもが気に入り、長く熱中して遊び続けるおもちゃ」への出会いをサポートしていると言えます。

はじめてのお誕生日や入園卒園など、子どもの成長に寄り添い続けるおもちゃコンシェルジュ

今後どのような取り組みをしていきたいですか?

幼児用知育玩具のサブスク。キッズ・ラボラトリーが広げる子どもの可能性と新しい体験_青柳氏

キッズ・ラボラトリーでは、子どもと過ごす時間が短い方に「子どもと一緒にいる時間をいかに楽しく過ごしてもらえるか」を大切にしています。子どもは、一人一人性格が異なります。それを理解し、周りと比べるのではなく、その子をより伸ばしていける環境を保護者の方と一緒に創りあげていくことが、私たちの役割です。

今後はよりお客様とのコミュニケーションの回数を増やしていきたいと考えています。航空会社の顧客設計のように、長くお付き合いいただいているお客様へ、より丁寧できめ細やかな顧客体験を届けることが理想です。現在、すべてのお客様にお誕生日のお手紙をお届けしています。保護者の方からは「子どもの成長を実感した」というお手紙をいただくこともあります。今後は子育てに奮闘する保護者の方との文通にも取り組みたいと考えています。

2021年3月、解約されるお客様の解約理由を調査しました。すると「保育園に入園がきまった」というポジティブなものが多かったのです。このようなポジティブな解約には、当社オリジナルの卒業証書を発行するなどの取り組みを実施し、子どもの成長に寄り添い続けるおもちゃコンシェルジュでありたいと考えています。解約されたお客様が「また戻ってきたくなる顧客体験」をいかに届けるかは、私たちにとって今後の重要な課題です。

大人の時間軸と同じような仕組みを導入するのではなく「一人一人の可能性に寄り添う」

それでは最後に、キッズ・ラボラトリーを通じて実現したい想いをお聞かせください。

幼児用知育玩具のサブスク。キッズ・ラボラトリーが広げる子どもの可能性と新しい体験_スタッフ

キッズ・ラボラトリーの顧客体験としては【使い放題×キュレーション】が特徴だと見ています。私はよく、おもちゃコンシェルジュを「ワインのソムリエ」に例えます。ソムリエがいるお店では、ワイン選びのプロであるソムリエに任せることで、これまで出会ったことのないワインを体験でき、そこには新しい発見があるのではないでしょうか。キッズ・ラボラトリーも、おもちゃ選びのプロであるコンシェルジュが、おもちゃを選んでお届けすることで、新しい体験・発見をお手伝いしています。

現在、洋服や家具などのサブスクではAIを導入することで、顧客の嗜好によりフィットしたものを提案していく方法が導入されています。このようにAIによる分析を導入している多くは、対象が「子どもではなく大人」のサービスだと見ています。大人の趣味嗜好は変わりにくいため、深堀していくほうが精度は高まるという側面があると思います。

他方、私たちがお届けするおもちゃを待っている子どもたちは、日々成長するため、その子自身の趣味嗜好はどんどん変化していきます。大人の時間軸と同じような仕組みを導入するのではなく、一人一人の可能性に寄り添うことを第一に、すべて人がプランニングしています。これからも保護者の方と一緒に、子どもの成長過程を見ながら、一人一人の価値、その子の可能性を広げるパートナーであり続けられたら嬉しいですね。

編集後記

知育玩具のサブスク「キッズ・ラボラトリー」おもちゃコンシェルジュが広げる子どもの可能性と新しい体験。

キッズ・ラボラトリーから生まれる顧客体験から目が離せません。

青柳様、お忙しい中インタビューにご協力いただきありがとうございました。

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